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「愛なんぞ、くそ喰らえ」
芽生えの時

芽生えの時-27

 ←芽生えの時-26 →暗雲-1
「母さん、何食べるの?」
母と話をしながら、店を出る準備をする。
週に2回明良が店に出る日でも、母は居ないことが多く、顔を合わせるのは月に2回程度だ。

今日洋平は、会社の人事異動の送別会とか何かで遅い。
会社勤めも色々と付き合いがあるから、月に2、3回は飲んで帰ってくる。

「イタリアンは?」
「パス」

それは洋平の得意料理で、普段から美味しいのを食べさせてもらってる。
わざわざお金を払ってまで、食べたいとは思わない。

「じゃ、何がいいのよ?」
「和食か…中華くらい?」

親子2人で、何を食べるとか、どこに行くのだとか話をしながら店を出た。


そこに…目の前に、亨が居た。

明良は一瞬だけ合った目を、すぐに逸らした。
前のように、逃げるようにその場を離れられない。
すぐ傍には母がいる。下手なことをして変に思われたくない。

母がセキュリティーをロックし、自動シャッターのボタンを押して、こっちを見た。

「あら?鹿島くん?」

母と亨は面識がある。
亨は家に来てたけど、母の出張中が多く、実際に会ったのは片手にも満たない程度だけど。
父親同士が、仕事絡みで付き合いもあったし、亨は地元では知られてる。

「ご無沙汰しております」
亨が母に、満面の笑みを浮かべて頭を下げた。

「あら…まぁ。なんてイイ男になって。ごめんなさい『くん』付けとかおかしいわね」
呑気な母が本気で感心して、見とれるように亨を見上げて言えば、亨は優しい笑みで首を振る。

「そこの現場に顔を出すので、時々ここを通るんです。音とか響きませんか?日が落ちる頃には終わらせるようにはしてるんですが」
「大丈夫よ、気にしないで。お仕事ですもの。前もお宅の業者さんがご丁寧に挨拶に来て下さって」
「当然です。何かありましたら、いつでもおっしゃって下さい」
そう言って、名刺を母に渡した。

「鹿島工務店さんは、ここ一帯でも、評判いいわよ」
「有難うございます」

姿勢良く頭を下げる姿まで、格好良くみえる…とか。
営業マンとは違う。
頭を下げながらも、その堂に入った挨拶の仕方に、亨の今の立場が見える。

明良はその亨の変わりように、ただただ驚いてるだけだ。
人に頭を下げてる姿なんか、想像したことも無かったから。

俺の知ってる亨は、もう、いないんだ…。
明良は何故か、寂しいような気持ちにもなる。

「お忙しいでしょうけど。よかったら、お店にもいらしてね」
母が社交辞令とは言え、余計なことを言ってる。

「有難うございます。では、失礼します」
頭を下げて、歩き出そうとするかと思えば。

「明良…また、今度ゆっくり食事でも」
そう言って、ニッコリと笑われてしまった。

明良が何も答えず、目を逸らせば、亨の姿が視界から消えた。

「何よ、もう。一言も喋らないで。明良のお友達でしょ?」

亨の後ろ姿を見て、母がブツブツ言いながら、歩きだす。

(友達なんかじゃないよ。俺の昔の男…)
口に出せるはずもなく、明良は苦笑いして誤魔化す。

「明良?鹿島くんと…何かあったの?」
母が明良の表情を見て、眉をしかめる。

「無いよ。もう何年も会ってなかったし」
明良がそう答えると、母がそう…とだけ答えた。

悟られてるはずは無い。
俺と何があろうと、亨は平然とした態度で挨拶してたから。
そしてあの頃の俺は、いつも不機嫌だった。

「でも、本当に、大人になったわね…。あんたと1つしか違わないはずでしょ?」
「うん」
「貫禄まで感じちゃったわ…。まぁ、本当にイイ男。でも笑う顔はまだ青年で、不思議な子ね」

一人で喋ってる母に、明良は相槌だけを打つ。

「で、どこ行くんだっけ?」
喋るだけ喋って、そう聞いてくる。

「竹の庵って自分で言ったくせに」
「あ。そうだった」
「ボケないでよ?まだ」
「失礼な子ね!!」
母に背中をバチンと叩かれた。

亨は、どうして。
あんな平気な顔が出来るのだろう…。

そんなことを思いながら、母と店の暖簾をくぐった。

*

家に帰って、シャワーを浴びて。
亨のことをつい…考える。

あの目に、何かを感じることはない。
まともに見たのは、ほんの数秒だけど。

以前と違うのは、ギラギラした目で自分を見ないこと。

優しい目は、もう。
俺のことが、ちゃんと「想い出」になってるのだろうと、思う。

自分だけが、まだ忘れてないのかと思えば、何だか情けなくて。

亨には家族が出来て。
俺には洋平が居てくれて。

ちゃんと別々の道を歩いてるのに。

『明良…また、今度ゆっくり食事でも』

そう言った亨を思い出せば、心は苛立つ。

今さら、飯食って、何を話すんだっての。
お前にはもう、ちゃんと家で待ってくれてる家族がいるだろ。

俺は今でも、それを心から喜んでやれない。
だから、嫌なんだよ。

もし、2人で会えば。
俺は洋平を、失う。

それだけは、何だか予感めいたものがある。

もっと深い場所へ堕ちて行くような…そんな予感。
それが、一体何なのか分からないけど。

いくら考えたってどうしようもない。

ただ、亨と2人で会うことだけはしない…それだけを心に決めた。

「ただいま」
玄関が開き、洋平が帰ってきた。

明良はそのまま玄関で靴を脱ぐ洋平の傍に行って、抱きつく。

「おかえり」
「…何かあった?」
「ううん。お酒臭い」

抱きついたまま離れない明良を、洋平がいつものように抱っこするように持ち上げる。

「危ないって」
「そこまで酔ってない」

ソファーにそのまま洋平が座り、膝の上に抱きあげられたような姿勢になる。
明良はそのまま、洋平の肩に頭を乗せて抱きついたまま体を預けた。

「明良さん、何かあったらちゃんと言ってよ?」
「うん」

言える訳ない。
洋平には、絶対言えない。
まだ亨を忘れてない自分が、ココにいるなんて。
忘れなくていいって言ったって、それが本心じゃないことくらいわかってる。

何より俺が恐れてることは、お前がそれを聞いて、変わってしまうことだよ。
お前は、俺と亨のことを知り過ぎてる。
俺がまだ、亨を忘れてないことだって、感じてるはず。

下手に言ってしまえば、小さな疑心から亀裂が生まれるかもしれない。

「ほんとに?」
「うん。甘えたいだけ」
「…ならいいけど」

洋平の手が後頭部を撫でる。
それだけで気持ち良いと思う。
この時間を、手放したくないのに。
何処かで…何かの足音がするようで、怖くなる。

この温もりを裏切ることは、絶対にしたくない。
明良は強くそう心に思いながら、洋平の首筋に頬をすり寄せた。

***

それから毎週店に出る平日に、店を出ると亨はそこに居た。

「明良、こっち見ろよ」

その言葉を無視して、そのまま駅まで振りきるように歩く。
背中に亨の視線を感じながら。

お前はもう、俺の中には存在しない。
俺は今、洋平といる。

いつも、そう心で呟きながら、駅までの道を急ぎ足で歩く。

自分の目に亨を映さないように。
「俺を見ろ」と言う亨を、振り切って。

終わったのだ。もう何年も前に。
お前と俺の人生は、交差しない。

運命なんだよ…トオル。

俺たちはそれを受け入れたはずだろ?

少なくとも、俺の中でお前は終わったんだ。
無理矢理でも何でも、終わらせた。

お前には、大事な家族がもう居るんだよ。
そこに俺は、触れたくない。知りたくも、ない。

どうだ、亨。こんな気持ち、お前には分からないよな?
俺はまだ…お前を好きな気持ちを消せないままなんだよ。

俺は、お前と友人にはなれない。
永遠に、なることはない。

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~ Comment ~

(*^^*)

仕事姿の亨がかっこよく見えてしまった!

明良のお母さんの前では紳士でしたねw

明良の亨への好きという気持ちは
まだ消えてないけど、明良の今の
固まった思いは揺るぐ事はないと思う。

ただ、動揺しちゃうのはしょうがないと
思う!!

洋平とたくさんイチャイチャして癒されてね(^人^)(*^^*)

亨 チョチョヾ(@ω@:)ドウイウ ツモリ ナノ?

いやぁ ほんと しつこいなぁ 亨(苦笑)
この執拗さも 会社を立て直す時に 身に着けたものでしょうか?

明良の揺れる気持ちを落ち着かせる間も与えず 揺らす~揺らす~ドンブラコッコ♪

この状況を 洋平に内緒にするのも 限界に近いじゃないの?
そろそろ 話さないと ヤバい雰囲気がするよ~!
もし 見られたら…
ΣΣ┏(_□_:)┓ノォ~~!!...byebye☆

もやもや

一番の問題は亨でなく明良の心って所がね〜〜。
もやもやするわ〜〜。

Re: (*^^*)

あさみ様

亨は、仕事のスキルだけは、グォォォォォ~~~~ンと上昇。
しかし…恋愛は、ストーカー。

このギャップ…。

そうよ。明良の心は、洋平とのことを「守りたい」の。
一瞬でも、亨と食事に行こうか…なーんて思ってない。

けど、まだ…好きな気持ちは消えてない。←ココが問題

洋平に甘えて、気持良い…。これも大事。

では、明日。
有難う御座いました☆

Re: 亨 チョチョヾ(@ω@:)ドウイウ ツモリ ナノ?

けいったん様

しつこさは、元々粘着タイプだから?(白も共通)
いや、仕事でほら…
だいぶそこらへんの神経は、更に図太くなっております。

明良は揺れてはいるけど、食事に行くつもりは全く無し!!

そして…洋平に言ったところで、たぶん状況は良くなりません…。
亨には、そんなもん、関係無いですし。
狡猾で冷酷な男になっておりますので、洋平など眼中にない。
向かう標的は…明良なのです。(獲物目線)

では、明日。
有難う御座いました☆

Re: もやもや

うみ様

う~ん。わかる…っ
それね、信史のアメリカでウジウジしてた時も。
隼がウダウダしてる時も。
さんざ…言われたの~~~(涙)

耐えて…耐えて!!

どんなBLだ。

では、明日。
有難う御座いました☆

平行線。ちょっと切ない。

何回読んでも’こっちを見ろ’と’こっちに来るな’の想いだけが行き来している二人。


でも、恋愛以外は大人の亨が、一つづつ明良の逃げ道を潰して行っているような気がします。
明良母だってもう好意的。しかも、

「貫禄まで感じちゃったわ…。まぁ、本当にイイ男。でも笑う顔はまだ青年で、不思議な子ね」

とは。 さすがです、おかーさま。
亨の大人になれなかった部分を見抜いてしまったのでしょうか・・。


ほんの僅かな見つめあい。母とのやり取りで、亨の変貌ぶりに驚き、寂しくなる明良。
過去との違いを見つけるたび亨への’好き’は、少しづつ過去になっているんだろうか・・?



しかーし。亨は終わらせたつもりは・・・無い。おそらく、一時停止か凍結させていただけ・状態。
明良、もうちょっと考えてみようよ。何故亨が振られても振られても、会いに来るのかを。

なんだか私が向井コール(エマージェンシー、もしくはSOS)したくなったなー。


亨・・。ウサギさん、必死でワンコを背中に庇ってるよ。いきなり傷つけないようにしないと嫌われるから・・・、ね・・・。

聞こえたかしら・・・?

自覚

Kiri様
皆様 こんばんは レオです

明良…やっぱりまだ亨を思い出になんてできない…亨のことをまだ好き…明良は自覚してしまいましたね。でも洋平との今を大切にしたい気持ちも本当です。だからこそ亨が怖い、そして自分が怖いのでしょう。

黒魔王がそんなウサギの動揺を見逃すはずないし…エーン(T0T)

明良の本来持ってる素直さや可愛いらしさ、そして人への感謝の気持ち、自立と自律へ向かう強さ…を育ててきた洋平との関係はより強固なものとなっているはず。亨はどう攻めてくるのか、ドキドキです。毎日の更新本当にありがとうございます。
ますみ様~同感です。やっぱりここは向井くんに明良の首輪をしっかりつかんどいてもらわないと!

不安だね

明良くんが甘えて来ると 何かあったかと不安になるよね洋平くん。
明良くんも亨くんの顔も見れないなんて。顔を見てしまうと、ご飯してしまうと、、、気持ちを止められなくなるのか怖いからですね。
まだ好きだから。
まだ過去に出来てないから。
あ~ 何故に貴方は明良くんに会いに来るのですか。
洋平くんにこんなに愛されて居心地良くて幸せなのに、亨くんが目の前に現れると 揺れてしまいそうで怖いんですね。

その考え方がダメ

亨、4回目の出現。ちょっと慣れてきたよ・・
でも、ギクってします。
お母さんから固めていかないで~

明良わかってないよ。
洋平を見くびってる。
亨と2人で食事に行ったんじゃなくて、ただ向こうが会いにきたんでしょ。
だったらそれを伝えたらいいだけじゃない。

>下手に言ってしまえば、小さな疑心から亀裂が生まれるかもしれない。

洋平が10年追いかけてくれて、付き合って4年。
洋平の何見てきたの?
洋平の愛だけじゃなく、洋平自身を信じられない?

多分、その心を知って、嬉しい半面、寂しいと思うよ。

バイセクとか、そんなこと関係なしに。

臆病なんだね・・・

Re: 平行線。ちょっと切ない。

ますみ様

亨は、何を考えてるのでしょうね。
俺を見てくれ…だけ。
食事に行こう…だけ。

それだけじゃ、明良も「嫌」だとしか言えない。
嫌だって言ってるのに、来るし。
ママは、亨に見とれてるしっ(笑

でも、亨だって本当は、どうしたら自分を見てくれるのかわかってない気もする(苦笑
仕事は利害で事が動くことが多いけど、愛情はそうはいかない。

頭じゃわかってるんだろうな~。明良が、そう簡単じゃないってこと。
バイよりも、拒絶の大きい…妻帯者だもの。

向井~~~。
学生時代みたいに、いつも明良の傍にいないからなぁ…。

ウサギはワンコを守りたい。うん…その通り。

では、明日。
有難う御座いました☆

Re: 自覚

レオ様

亨をまだ好きで、洋平も好き。
でも、亨を受け入れる(食事する?)気は、全く無いんですけどね…。
揺れますよね、そりゃ。
平穏な日々が脅かされて行くことを、感じてる。

だからこそ、必死で守ろうとします。

ここはね、悪いけど…洋平の出番は無いと思います。

明良VS亨

結局、2人の問題なんですよね。

明良が「守りたい」と思ってるのは、その洋平との日々なんだから。
向井…。電話で怒るくらいじゃ…だめだろうなぁ…。
でも、また出ます。この子は、私も大好き!

では、明日。
有難う御座いました☆

Re: 不安だね

ぷりん様

明良ってね、弱くて揺れるけど。
とっても強靭な部分を、隠し持ってます。

それが、結局はこのお話のネックでもある。

本当に意思が弱くて、海月のように流され続けるなら、まだマシだったと思う。
委ねて、委ねて、漂っていればいいから。

亨も、洋平も、動かせない明良の心の芯。
そのくせに、深い愛を欲しがる。面倒な奴なんですよ…。

それを北風のように強引に行くか、太陽のように温め続けるか。
そう思って書き始めたので…。結末は童話とは、関係無いですけどね(苦笑

怖がって、怯えて、逃げてるけど。
亨だって、明良が怖いのよ…。

では、明日。
有難う御座いました☆

Re: その考え方がダメ

蝶丸様

4回目で、ちょっと慣れました?笑
そろそろ…進み出します。覚悟を…よろしくね!!

蝶丸さんは、洋平にちゃんと言った方がいいって派ですよね。
私もそうは思うんです。
でも、今のこの場合、洋平出る幕無しで書いてますね(酷い?
明良と亨の戦いみたいな感じで進めてます。

そして、洋平に言ったところで…状況は変わりません。(ぇー
だって、相手は…あの鹿島亨くんだから。
普通の26歳の好青年には、考えのつかない世界で生きてる人。
亨が本気になったら、洋平がずっと傍に貼り付いてないとダメでしょうね…。
だって、明良の意思なんか、関係ないですから…。悪い男ってのは、それも含。

明良は洋平を大事に思ってる。そう思わせたことは、洋平の力です。
10年、変わりなく思われ続けてきた。それが今の明良の「強み」なんです。

大丈夫、蝶丸さん。洋平のことが、心配なんですよね?
私を信じて、見てて下さい。この子も成長します!
明良がどっちとくっつこうが、亨派、洋平派、どっちも嫌な思いはさせないよう頑張る!

では、明日。
有難う御座いました☆

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う~ん

kiri様
こんばんは。

今日の話は内容が濃いですね。
明良の本心を聞いてしまった。

う~ん。
洋平はまだまだ越えていませんね。
どんなことがあっても亀裂なんて生じないという安心感を明良には与えていない・・・。
というか、明良自信が自分に揺るがない自信を持てていない間は、洋平にそれを求められませんものね。

“俺はまだ…お前を好きな気持ちを消せないままなんだよ。”

消そうと思っているうちは消えない。

亨は何を考えているのか・・・。

それはkiri様のみぞ知るですね。
今宵も素敵なお話をありがとうございました。

Re: 洋平物語

鍵コメ様

大丈夫です。洋平がワンコなのは、明良の前でだけ。
そして 決してヘタレワンコでは無いので♪

亨のアクの強さを、同じアクの強いのでは戦えない。だから、洋平を対極に持ってきた。
そして、亨と同じステージに立つためには、かなりの精神力がいります。
そういう意味で、洋平というキャラを作って行きました。

第一、優しいだけの男には、明良は惹かれません…。

ただ、今の洋平は若くて、真っ直ぐで、明良をまだ包み込めるだけの包容力が無い。
出張前のあのエチに、それは現れてる。若くて、ただ「好き」だけで必死です。
亨のことを知れば、洋平は確実に変わってしまいます。下手すると仕事も手につかなくなる。
疑う訳じゃなく、不安にかられる。まだ26歳の洋平は、明良と亨の10年を知りすぎてる。
亨が最後まで「好き」と言わなかった意味も、洋平が一番感じてる。
好きだからこそ、変わってしまう。

だから30代まで引っ張りました。洋平の成長を待って…。
今の亨はもう、とっくに洋平なんか相手にしない程力をつけた。

今よりもっとイイ男になる洋平を、待ってて下さいね♪

Re: う~ん

みっぺん様

そうです。洋平は、まだ超えてない。
さすがに、忍耐力ついたと言っても、まだ無理。
これがキング菊池くらいなら、OK!!なんですけどね~(いや、観点違うし

揺れますよ、この子達。
揺れて、グルグルして当然だって、私はいつも思って書いてるので(笑
20代で、そんな老齢した悟りなんか持てる人の方が少ない。
だから読者様を、いつもイラつかせる。

こっちの方が早いのに!!
でも、近道を通らせず、遠回りさせてしまいます…スミマセン

どうか、イライラしながらも…できれば最後まで読んで下さい(願

では、明日。
有難う御座いました☆
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