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「●堂本と拓篤☆番外編」
俺を見ていて

俺を見ていて 10

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堂本がまだ濡れた髪のまま傍に来て、拓篤の頭にキスをしてテーブルの上に置かれた本を持った。

「ラインだらけ」
「お前の居なかった時に引いたやつもあるぞ」
「……そっか。一人の時、ずっと勉強してたって言ってたっけ」
「そうだよ。おかげで、さみし~のも紛れた」
「部屋に三回も、男連れ込んでたくせに」
「お? 根に持ってんな」

堂本が本を置いて屈み、座っている拓篤の膝裏に手を入れて抱き上げた。

「さ~て、可愛い仔猫ちゃんが引っ掻かない内に……」

さっさと寝室へと連れて行く。

「腹が減り過ぎて、他の肉食ったんだろ」
「ほらほら……毛並が逆立ってきたな」

拓篤にだって文句を言う筋合いがないくらいは分かっている。
別れると言ったのは拓篤で、堂本はそれを受け入れた。
自分だって恭二と寝た。

だから怒ってるのではなく、単なる嫉妬。

ベッドの上にポンと降ろされて、そのままダイブするように乗っかって来られる。

「俺の肉、美味い?」

拓篤が両腕を首に回して抱き着いて、囁く。

「あぁ、極上の肉だ」
「じゃ、腹いっぱい食べて」

頬をすり寄せて、チュッと音を立ててキスをした。

「可愛いな……お前は」

鼻の頭同士をすり寄せるようにしてくる堂本の目が優しい。
その双眸で見つめられるだけで、ジンと熱が上がって行く。

「堂本さん……」

拓篤が見つめながら口を開けて堂本の顔を引寄せれば、そのままキスを与えてくれる。
歯磨きの後のミント味のキスをしながら、堂本の手がシャツの下から這いあがって来る。

キスが熱を帯び、堂本の手の平が肌を弄るだけで息が上がり、腰を擦り付ける。

ずっと忙しくて、こんな風に抱き合うのは久しぶりだから。
立ち仕事で見た目より力を使うことが多い仕事では、体への負担もかかる。
堂本が本気を出した時のSEXは、次の日腰がダルくて辛いのだ。

「ど、もと……さん……最後までして……っ」
「そのつもりだ」

そう言って自分の腰に巻いたバスタオルをはいだ。

雄々しい体躯を見上げて、拓篤は甘い息を漏らす。

この体が俺に向かって来る。

自分を愛しむように。
時には痛みを伴う程に激しく。

「あぁ……っ」

胸の粒に吸い付かれ、その脇に歯を立てられる。

堂本が本気のSEXをした後は、体中に痕が残る。
鬱血の痕だけじゃない。
腰のダルさや、熱も……。

堂本の触れた痕跡が、数日は続く。
仕事のすれ違いで傍にいない時、鈍い痛みやダルさ、鬱血の痕を見ては、思い出して一人でする時もある。

「素晴らしい勃ちっぷりだな」

堂本が拓篤の下着を脱がせてシミジミと眺めながら言うから、片足を上げて軽く蹴った。

「これほどの美チンは他にない」
「知るかよ……そんな見るなって」
「自慢していい部分だが、他で見せるモンじゃないしな」

本気でそう思ってるかのように、まだ見る。

「ヘンタイ」
「これがまた、美味いときた」

竿を持ってブルブルと振る。

「も、やめろよっ……あっ」

堂本はパクリと口に含み、愛撫を始めた。

腰が揺れて、ギュッと体が縮むような感覚。

「は、ぁあ……っ」

強い直接的な刺激に首が仰け反り、片足が小さくバタつく。

「お前は……いつまでも、跳ねる」

口を離して堂本が呟いてから、タマを口に含んだ。

「ひっ……ぁあっ…………やだっ」

これをされると、最初はいつも怖い。
けど、口の中で転がされて、軽く吸われて……縮み上がりそうな気持ちとは裏腹に腰がじくじくと疼く。

「タマも均等だ」

口を離して、またマジマジと見る。

「何でそんな変なとこまで観賞ばっかすんだよ」
「綺麗だからな。目でも愉しむんだ」

そう言って今度は足を大きく広げて、つけ根に吸い付いた。

今度はチクリとする痛み。

「花が咲いた」

堂本の声が聞こえて頭を持ち上げて見ると、内腿の部分をジッと見て満足気だ。
そのまま片足持って、腿に舌を這わせながら拓篤を見る。

「……足、食ってる」

はぁ……と甘い吐息を漏らしながら言葉にすれば「美味い」と呟いて脹脛の部分に軽く噛り付いた。

堂本とのSEXは、何処かで怖さを秘めていて……。
食われるなんてことは無いって分かっていても、時々背筋がブルッと震える。

酷いことなどされたこともないのに。
痛みだって、大したことはない。

それでも仕草や表情が、獲物を前にしたように見える瞬間があるのだ。

パリへ旅立つ前よりも、一層濃く……。
捕えたという気持ちが前に出て来る。

何処にも行かない。
ずっと隣に居る。

どんな場所へ行くことになっても、俺はあんたを追い続ける。
あの警察署の前で、会えないかとウロついていた頃の気持ちを何度も思い出すんだ。

体をひっくり返されて、双丘にも噛み付かれる。

「痛いって……っ」

そんなに強く噛まれた訳じゃないけど、次の日に薄く歯型が残っている時がある。

「プリプリだ」

舌腹で舐められ、甘噛みされ、吸われ……。

「おっさ……ん、ぁっ…………しつこいっ」
「また、サルになるか」

ニヤニヤとヤニ下がった顔になり、膝を立てさせられる。

「それ、やだってっ」
「好きにさせろ」

双丘を割り開かれ、蕾を直に舐められる。

「うー……やだ、ぁ……」

言ったところでヤめてくれる訳もないから、拓篤は枕に顔を埋める。

「可愛い声を出すな。イッちまうだろ」

ブツブツと言いながらも、丁寧に舐められる。

恥ずかしくて、屈辱で、こんなみっともない姿、誰にも見せられない。

堂本だから……。

「はっ…………ん、んっ」

舌が蕾とタマの間の筋も行き来して行くから、声が漏れて腰が揺れる。

「あんま舐めると、ふやける……っ」
「そりゃ困るな」

堂本が体を起こし、背中から覆いかぶさってきた。

「好き……」

拓篤は、後ろから顔を覗き込んでくる堂本に告げる。

堂本が目を細めた後、後ろ手に顎を掴んで唇を奪うようにキスをされた。



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