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【  2015年08月  】 

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序章

片想いのこじらせ方

2015.08.01 (Sat)

 プレゼンの会議が終わり自分の課に戻る時に、向こうから一際背の高い男が書類を眺めながら歩いて来た。危ないなぁ……。自分のデスクに着いてから目を通せよ。心で呟きながら何となく見ていると、その男が顔を上げた。わ……。トクン……と、胸の鼓動が一つ。佐倉は目を離せなくて、見つめながら歩く。視線を感じたのか、その男がこっちを見た。一瞬だけ目が合ったが、佐倉の方が先に逸らす。そういう意味で見てしまった自分に、後ろ暗く...全文を読む

片想いのこじらせ方 1

片想いのこじらせ方

2015.08.02 (Sun)

 ―― 三年後デスクの電話が鳴り、北見が取る。「はい。システム課、北見です」『……北見』「はい。……何か?」『あー。営業一課の佐倉ですけど。パソコンの調子が悪いんで、見てもらえますか?』「何処が悪いんでしょう?」『分かんないんで。とりあえず来てくれないかな』軽い言い方なのに、有無を言わさない物言い。営業の連中は、まるで自分達が会社を担ってるかのように振舞ってる。……なんて、聞いてきた。ずっとシステムの内部課...全文を読む

片想いのこじらせ方 2

片想いのこじらせ方

2015.08.03 (Mon)

 佐倉がバーに入ると、顔馴染みが声をかけてくる。「サクラちゃん、今日もべっぴん~」「うるさいよ」「最近来すぎ」「お前もな」ここは普通のバーではあるが、ゲイも結構来る。明らかにノンケ臭を放ってる相手は観賞用。佐倉は真性のゲイではない。俗にいう、バイセクシャル。自分が男にも性的な欲望を感じるのだとハッキリと自覚したのは遅く、大学に入ってからだ。まぁ、初恋は男だったんだけど。幼くて性的な欲望も何もあったも...全文を読む

片想いのこじらせ方 3

片想いのこじらせ方

2015.08.04 (Tue)

 担当替えとしての後任で、北見はシステム課のSEとなり現場へと出向くことになった。一緒に組むことになった相手は、あの佐倉だ。佐倉が取ってきた仕事を、具体化する元を創るのが北見の仕事。建築資材を受け持つ会社は、一戸建てからビル、施工の段階から加わる。「今回はゼネコン相手じゃないから」佐倉がハンドルを切りながら説明してくれる。「ゼネコン相手だと、キツいですか?」噂には聞いている。プライドが高く、下手すると...全文を読む

片想いのこじらせ方 4

片想いのこじらせ方

2015.08.05 (Wed)

 納期を間に合わせ、後は現場にバトンタッチ。初めて自分が責任を持った仕事が終わったことの解放感で、北見はデスクの椅子の背にもたれかけた。まぁ……自分の担当が終わっただけなんだけど。それでも、歯車の一つが回った。そこへ電話が鳴り、反射的に取る。「はい、システム課北見」「佐倉だ」「……何か問題でも?」「いや、納期の二日前に上げたから、飲みの誘い」社内の内線使ってかよ……そう思って口元が綻ぶ。仕事で何度か関って...全文を読む

片想いのこじらせ方 5

片想いのこじらせ方

2015.08.06 (Thu)

 休日に、北見は由利奈(ユリナ)との待ち合わせ場所へと電車に乗り込む。一緒に映画を観て、食事をする予定だ。デートの後は家まで送るが、独り暮らしを始めてからは月に一度程度は泊まる。仕事がずっと立て込んでいて、会うのも久しぶりだ。待ち合わせのオープンカフェに付けば、ワンピースを着た由利奈が雑誌を読んで待っていた。「ごめん、待たせた?」「ううん」付き合ってそろそろ一年と数か月。友人に人数合わせとかで連れて行...全文を読む

片想いのこじらせ方 6

片想いのこじらせ方

2015.08.07 (Fri)

 佐倉が車で急いで現場に到着すると、部下が作業着を着た男にどやされていた。「てめぇ!!現場舐めてんのか!!」部下の高梁(タカハシ)は、毅然として顔を上げたままだ。「そう言われましても、工場の方の……」「おう!!兄ちゃん。こっちは言い訳なんざ、聞きたくねぇんだ」「言い訳ではなく、本当に事故で……」「それが言い訳だってんだよ!!そんなもんこっちには関係ねぇ!」まずい……。佐倉が走り、高梁の横に並ぶ。「主任の佐倉と...全文を読む

片想いのこじらせ方 7

片想いのこじらせ方

2015.08.08 (Sat)

 佐倉はあっさりと出て行った北見をガラス越しに、ボーっと見送るように見ていた。(ビックリした……)心でそうゴチて、天井を見上げる。何喜んでんだ?ただ飲みに誘われただけなのに。誘うのは大抵自分からだったってのもあるけど、喫煙室にまで来て声をかけるようなキャラかよ……あいつ。で……、そのことにドキッとしてんじゃねぇよ、俺。この数か月間、何度か一緒に仕事をしてその度に一緒に飯を食って酒を飲んだ。普通は組んだSEと...全文を読む

片想いのこじらせ方 8

片想いのこじらせ方

2015.08.09 (Sun)

 二人で酒を飲んでいると、北見の携帯が鳴る。画面をチラリと見て、佐倉に手を上げて席を離れた。……彼女かよ。佐倉は煙草に火を点け、時計を見る。一体何分で戻って来るか……そんなことを計る。何してんだ、俺。普通、同僚が彼女の電話出たくらいで時間計るかって。バカバカしいと思いながら、それでも時計をジッと見ていた。「時間、急ぎますか?」二十秒を回った処で、北見の声がして驚いた。「いや、別に」「時計見てるから」「あ...全文を読む

片想いのこじらせ方 9

片想いのこじらせ方

2015.08.10 (Mon)

 北見が家に帰り、そのままシャワーを浴びにバスルームに入る。慌ただしく髪も体も洗って、さっさと出た。これは幼い頃からの習性だ。六人兄弟の上から四番目。長男、次男、長女、三男の自分、そのすぐ下に次女、末っ子の四男。風呂も、ゆっくりなど浸かっていられない。祖父母も居て、十人家族の家の中はいつも賑やかだった。社会に出てからしばらくは実家通勤だったが、去年からは念願の一人暮らし。最初の頃こそ少しは寂しい思い...全文を読む

北見と佐倉☆恋になるにはまだ遠い?☆ゆにせら様

★イラスト★

2015.08.10 (Mon)

 皆様…。日曜日の記事に「イラストUPします」といか言うといて(大阪弁)遅れに遅れて、こんな夜中になってしまいました。。。ごめんなさい。さて、仕切り直し…。ゆにせら様より、素敵なイラストを頂きました!頂いたのは「片想いのこじらせ方」が始まってすぐ!でしたので、ちょっと時間が経過しております。>ただ、まだスタートラインで読者様に一方的な 印象を与えるのも心苦しいので>kiriさまのご判断で、UPするタイミングを...全文を読む

片想いのこじらせ方 10

片想いのこじらせ方

2015.08.11 (Tue)

 仕事を終え、営業一課で揃って近所の居酒屋へ行く。課長の滝下がえらくご機嫌なのは、大口の契約を連続で取れたからだ。今期の予定予算も、このままだとクリアできる。「Sビルに入り込めたことによって、鹿島とも縁が出来ますね」「一時はどうなるかと思ってたけど、今じゃ右肩上がりだからな」高梁の言葉に、上機嫌なままで課長が答える。「いえ、あそこは厳しいですから。気を抜いたら、速攻で切られます」佐倉がシビアに言えば...全文を読む

片想いのこじらせ方 11

片想いのこじらせ方

2015.08.12 (Wed)

 北見は休日に、久しぶりに実家に帰る。「功兄ちゃん!!」まだ高校生の一番末っ子の弟の泰士(タイシ)が、嬉しそうな顔で迎えてくれた。「勉強、ちゃんとやってるか?」「うん。あ、後で数学教えて?」「いいよ」頭に手をポンと乗せリビングに入れば、父親が新聞を読んでいた。「お、功英。お帰り」「ただいま」「仕事頑張ってんのか」「うん、それなりに」男同士の親子の会話なんか、こんなものだろう。「功英!! ちょっと来て!...全文を読む

片想いのこじらせ方 12

片想いのこじらせ方

2015.08.13 (Thu)

 佐倉が外回りから戻って、社のデスクにつくと高梁が書類を持ってきた。「鉄鋼スラグか」「高炉でとの指定です」佐倉が書類に目を通す。「コストの件は、宝器ホームに確認取ったか?」「いえ……今から」「先に、確認取ってから持って来い!!」「はい」高梁が慌てて自分のデスクに戻り、電話をかけ始めた。ちょっとした確認を怠ると、後で大きなミスに繋がる。佐倉は仕事に関しては、神経質だった。それを部下達が煙たがっているのも...全文を読む

片想いのこじらせ方 13

片想いのこじらせ方

2015.08.14 (Fri)

 「帰れますか?」 ボーっと北見を見上げていると、少し屈むように顔を近づけてきた。 ドキリ……としてしまうのは、酔っているせいだ。 「あ。ダイジョブ……うん」 「まぁ、女の子じゃないから。襲われたりはないだろうけど」 出たよ、ノンケの無神経。 「男だって襲われることがないとは言えないんだぞ」 ついムッとしてそんなことを口走ると、北見の目が丸くなってしまった。 「送ります」 真面目な顔になって、腕を取られた。 「い...全文を読む

片想いのこじらせ方 14

片想いのこじらせ方

2015.08.15 (Sat)

 由利奈との待ち合わせのカフェに着くと、まだ来ていない。コーヒーを注文して、暇つぶしに携帯を取り出す。――着いた何となく……昨日の佐倉からのぶっきらぼうな文字を、眺める。結婚話が流れたという話を聞いてから、更に親近感が増したのだと思う。今まさに、その結婚話が流れるかもしれない状況だから。由利奈を好きでも、自分の心には抗えない。……それは向こうも同じだろう。「ごめん、待った?」「ううん」由利奈が現れて、嬉し...全文を読む

片想いのこじらせ方 15

片想いのこじらせ方

2015.08.16 (Sun)

 夜の早い時間からバーに行った。何人かに声をかけられ、選んだ相手は背が高く眼鏡をかけた男。シティホテルに入り一戦交えて、帰る途中に北見の住む駅でつい降りてしまったのは……自分でも何故かわからない。ただ、何となく……だ。何となく。佐倉はホームのベンチを探し、階段から一番遠い場所を見つけてそこに座る。万が一、北見が下りてきたらバツが悪いから。もしかしたら、彼女と一緒に降りてくるかもしれないし。それかもう、家...全文を読む

片想いのこじらせ方 16

片想いのこじらせ方

2015.08.17 (Mon)

 週中に早目に仕事を終えることが出来そうだったので、北見に連絡を入れてみた。そういう時は連絡すると言い合っていたからだ。そしてイソイソと連絡をする、俺。すぐに返信があって、八時には上がれそうだということで約束をした。ずっと忙しくて、互いに時間が合わなかったから久しぶりだ。月に一度か二度程度の付き合い。同僚と言っても同期でもないし、部署も違うんだ。一緒に組まない時は全く顔を見ない日が続く。友達という距...全文を読む

片想いのこじらせ方 17

片想いのこじらせ方

2015.08.18 (Tue)

 「久しぶりに酒が旨いな」北見が感慨深くビールジョッキを持ち上げて呟く。「こもってたもんな」「仕事だけなら、何てことないですよ」あぁ……そうか。あれから結構経つ。「そういや、話し合いは進んだ?」話のついでに気軽に聞いたつもりが、北見の表情が硬くなった。「……平行線のままです」「あ、悪い。詮索するつもりはない」「いえ。佐倉さんにはむしろ聞いてもらいたいんで」周りをグルリと見渡す。ここは会社の同僚も来る場所...全文を読む

片想いのこじらせ方 18

片想いのこじらせ方

2015.08.19 (Wed)

 兄からの電話を切って席に戻ると、北見が問いかけるような顔をしていたから笑いながら首を振った。「兄貴だよ。週末からNYに出張なんだって。で、嫁さんもバリバリのキャリアウーマンってヤツでさ。どっちも週末、仕事」「へぇ……夫婦で対等に仕事してるんですね」「それはイイんだよ。ただな……こういう時、俺に頼ってくんの」眉を上げて首を傾げるから、佐倉が顔をしかめる。「甥っ子の子守で、俺の週末が潰れる」はぁぁ……と、テー...全文を読む

片想いのこじらせ方 19

片想いのこじらせ方

2015.08.20 (Thu)

 インターホンが鳴る音で目が覚め、しばらくしてバッと時計を見る。早起きしようと思っていたのに、アラームをセットするのを忘れた。今度は二回連打で鳴り、佐倉は痛む頭を耐えて起き上がる。あ……。玄関に向かう途中でシャツを羽織っているだけで下はパン一なのに気づき、スエットパンツを慌てて履いて玄関を開けた。「はい」髪をガシガシと掻きながら声を出す。「ゆぢゅき!!」小っこいのが、飛び込むように足元に抱き付いて来た...全文を読む

片想いのこじらせ方 20

片想いのこじらせ方

2015.08.21 (Fri)

 DVDが終わるまでの間に、部屋の掃除をする。そうマメな方じゃないが、一人暮らしも慣れてくるとそれなりに手際良く。……と言っても、適当だ。頭痛は少しマシになってきたし、公園にでも連れて行ってやろうか。昼飯も食べさせなきゃいけないし、お菓子なんかも買ってやろう。ベッドのシーツを剥がして新しいシーツを被せていると足音がした。あ、終わったな……と思ったら、足に飛びついて来た。「痛っ」体ごといきなり飛びついて来ら...全文を読む

片想いのこじらせ方 21

片想いのこじらせ方

2015.08.22 (Sat)

 ちびッ子ギャングが昼寝をした……。 やった……。さんざんグズられて、やっと寝た。 佐倉はベッドの上で大の字でねてる風太を見下ろして、ふぅ……と長い息を吐く。 なんて小さいんだ。 なのに、なんてパワーがあるんだ。 ぐずり出したのが始まって、抱っこして外に連れ出してみれば腕の中でエビ反りされて危うく落とす処だった。 怪我なんかさせたら、冗談ですまない。 万が一頭から落ちたら……下はコンクリートだ。 そう思ったら、背筋...全文を読む

片想いのこじらせ方 22

片想いのこじらせ方

2015.08.23 (Sun)

 北見の頼りになる面を見て、佐倉は本格的に自分がヤバイ局面に入り込んだような気がしてきた。呼んだのは……マズかったかな。あんなに長い時間泣かれたのは初めてで、本当にどうしていいのか分からなかったんだ。テンパってた自分を思い出すと、めちゃくちゃ恥ずかしくなってきた。「佐倉さん?」床で胡坐をかいたまま黙り込んだ佐倉に、北見が声をかける。「あ、いや……何でもない」「顔が赤いけど、大丈夫ですか?」うわ……。「……格...全文を読む

片想いのこじらせ方 23

片想いのこじらせ方

2015.08.24 (Mon)

 「欲しいと、強く求めるモノか……」北見がボソッと呟く。「佐倉さんにも?」 「……そりゃ、ある」 何……?と聞かれたら、どうするんだ。 北見の欲求と俺のは、性質が違う。 ま、聞かれたって正直に話すつもりなどないけど。 「あ……っ」 北見の上げた声で顔を上げると、ベッドの上で風太が起き上がっていた。 ボーッとして部屋を見回している。 佐倉が立ち上がって寝室に向かうと、風太が目を擦りながらこっちを見た。 「ふーた」 「……...全文を読む

片想いのこじらせ方 24

片想いのこじらせ方

2015.08.25 (Tue)

 北見がキッチンに立って夕食を作ってる間、佐倉は風太の相手をしながらテーブルの上にホットプレートや皿を出して行く。「てちゅだうっ」風太がやたらと「手伝う」とまとわりつく。「そこに座ってなさい」ガサゴソと落ち着きがなく、危なっかしくて佐倉が怒るとプィッと北見の方に行った。「きちゃみ! てちゅだう」首を後ろにめいっぱい降ろして、仰け反るように北見を見上げる。「風太! 危ないからこっちおいで」なのに北見は...全文を読む

片想いのこじらせ方 25

片想いのこじらせ方

2015.08.26 (Wed)

 北見が週末の仕事を終え、待ち合わせの店に行けば由利奈はまだ来ていなかった。由利奈の方も仕事の帰りだから、少し遅れるだろう。一か月と少しの冷却期間。あれから電話やメールで話をしただけで、進展は無い。養子の件を断ってからも、その意思は変わりないことを示して来た。結婚話を破棄してくれとまでは思っていない。ただ、もう少し時間をくれという気持ちだったのだけど。由利奈がどう思ってるのかハッキリと示してくれない...全文を読む

片想いのこじらせ方 26

片想いのこじらせ方

2015.08.27 (Thu)

 以前来たことのある、少し洒落た居酒屋。全室個室で手羽先が売りの店だ。時間的にピークは過ぎていたので、空席があった。酒と食事を頼んで、無言のまま食べて飲む。由利奈を見れば、ポーカーフェイスでサラダを口に運んでいる。あぁ、そうか……。「由利奈、俺から何か言うのを待ってる?」いつもは由利奈が色んなことを話てくれるから、俺はいつも聞き役だった。「功英は……私と結婚したいと思ってるの?」「結婚を視野には入れて付...全文を読む

片想いのこじらせ方 27

片想いのこじらせ方

2015.08.28 (Fri)

 「決まり……ね」しばらくして開けた由利奈の瞳には、薄っすらと涙が見えた。「帰って両親に報告するわ。……結婚出来ないって。それで、終わり」震える唇で告げる由利奈の口調は俺を責めているようでもなく、自分に言い聞かせているようだった。北見には、由利奈の後ろに心配のあまりせっつく親の姿が見えた。ごめん……そう謝るのは、こういう場合どうなのだろうか。北見はいつも気軽に言っていた言葉を言えずに、二人で沈黙が流れる。...全文を読む

片想いのこじらせ方 28

片想いのこじらせ方

2015.08.29 (Sat)

 笑う青木の薬指に、指輪が見えた。「結婚したんですか」前に商談した時は、確か無かったはず。妻帯者かどうかも営業マンは必ず見る。変な意味じゃなく、それはあくまでも仕事の情報の一つとしてだ。「えぇ、先月に」「新婚じゃないですか」佐倉が非難めいた目をすれば、青木が両手を広げて降参という仕草をする。「確かに。普通なら遊びにしたって、外しますよね……これ」薬指の指輪を親指で動かす。「まぁ、何も結婚相手探す場所じ...全文を読む

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