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【  2014年10月  】 

月を見上げて-6

月を見上げて

2014.10.01 (Wed)

 今日は再び、洋平の先輩の窪塚の店に行く。先月行った後で、洋平にいずれイタリアに再び行きたいのだと言われて、明良も了承した。不思議とそう悩むこともなかったのは、やはり自分の仕事のせいだ。世界中の何処でだってデザインは出来るし、長い目で見れば海外の空気に直接触れることは大きく前進する。何処にも断る理由もないし、洋平の望みを叶えてもやりたい。まだ先の話で、何も具体的に決まってはいないけれど。再びのイタリ...全文を読む

月を見上げて-7

月を見上げて

2014.10.02 (Thu)

 サーモンとほうれん草のクリームパスタが運ばれてきて、それも二人で分けて食べる。「美味しい」「気に入った?」「うん。今度作って」「いいよ」洋平がニコニコしていると、肩を叩かれた。ギョッとして振り向くと、そこには向井がニヤニヤして立っていた。「うわ……来た」「相変わらず、デレてんなぁ」そのまま明良の横に当然のように座る。「元気か?」「うん」洋平には、二人が見つめ合っているように見えた。「ちょっとー。向井...全文を読む

月を見上げて-8

月を見上げて

2014.10.03 (Fri)

 「何でお前がそんなに驚くんだ」向井が佐野に真顔で聞けば、頭をかいてる。「だって、日本からいなくなるってことでしょ?」「だから、それが佐野くんに何の影響が?」今度は隣の洋平が佐野に問う。「だって佐野さん、恒川さんのファンですもん。今日だって、無理やり付いてきたし」横の真柴が、ピザを手に持ったまま言い放った。「いや……相変わらず、お綺麗で」佐野がかしこまって言えば、明良がニッコリと笑う。「俺、男だよ?」...全文を読む

月を見上げて-9

月を見上げて

2014.10.04 (Sat)

 パスタ、ピザ、チーズやサラダ、パンにオリーブオイルをつけて食べながら、皆で酒を飲む。時間は九時を半分程回った。「オードブルとチーズ以外は、ラストオーダーの時間になりますが」店員に傍に来て告げられて、真柴が慌てて友人のパスタとサラダを追加した。「飲み物もラストですか?」「いえ、お飲み物とオードブル系はまだ大丈夫です」注文し終わると扉が開く音がして、男が入って来た。急いで来たらしく息を弾ませていて、真...全文を読む

月を見上げて-10(完)

月を見上げて

2014.10.05 (Sun)

 「そろそろ出るか」向井の言葉で、皆が頷く。店の閉店時間もとっくに過ぎて、客ももう誰も居ない。皆で立ち上がって、明良が伝票をまとめて取る。「こっちは俺が払う」向井が言えば、明良が首を振る。「今日は俺が。可愛い部下二人と、鹿島に勤めてる彼にも会えたし」二人で目を合わせ、向井が洋平も見れば、頷いた。「ご馳走様」「ご馳様です!!」会計を済ませ、窪塚に挨拶をして店を出ると、ちょうどそこへ桃井が居た。「わ……何...全文を読む

ちょっとリアルな浩太&添い寝内野☆トーヤ様

★イラスト★

2014.10.07 (Tue)

 皆様。SSも終わりまして、新連載スタートまでしばらくお休み中のkiriです。昨日、イラストUPしようと思って、こんな時間になってしまいました。すいません…。今回は、コメント欄にこっそり投入されていたイラストをUPさせて頂きます!(もう見た方もいらっしゃると思いますが)あまりにも、こっそりだったので私、最初まったく気付かずスルーしておりました。他の読者様が気付いてコメントしてるのを見て「え??何のこと?」と…。...全文を読む

【新連載】のお知らせ「野獣系刑事×落ちぶれ名家の青年」

★お知らせ

2014.10.16 (Thu)

 皆様。大変、長らくお待たせ致しました。内野&浩太の本編が終わって、気がつくと一か月経ってます(゚Д゚;)←昨日気付いた。その間、戴いたイラストや、陸通、SSのUPをしてまいりましたが…。5日にSS終わって、もう十日以上経ってたんですね。汗…ってことで。いよいよ、新連載がスタートします!…と言っても、最後までまだ書けておりません。今、終盤あたりを彷徨っておりまして、このままだとまた日々の生活に埋まって出て来れなくな...全文を読む

<あらすじ>と<登場人物>

恋のカタマリ

2014.10.17 (Fri)

 【あらすじ】堂本は、日々仕事に追われていた。セクシャリティーはマイノリティ―のゲイ。仕事優先の中、自分なりにゲイライフを楽しんでもいた。過去に、本気になった相手は一人。それでも強く執着する程でもなく、ライトな恋愛を当然のように。疑問に思うこともなく生きてきた。そんな中で出会った青年、拓篤。強い印象だけを残し、すっかり忘れかけていた頃、再び出会う。互いに少しずつ惹かれ合い、歩み寄って行く。その日常の...全文を読む

~序章~

恋のカタマリ

2014.10.18 (Sat)

 ***この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません***~序章~明治維新以後。公家が廃止され、華族制度に移行すると共に「華族」として一括りにされた多治見家。時代により、大名・藩主・領主……呼び名は様々でも、多治見は幕府より朝廷寄りであった。皇族婚嫁の相手方になれる位にいて、平安時代には朝廷より輿入れもあった。――最終的な位は、公家華族公・侯・伯・子・男と言われる五爵では公に次いでの侯...全文を読む

恋のカタマリ-1

恋のカタマリ

2014.10.19 (Sun)

 堂本近平(チカラ)、二十六歳。仕事は、公務員。昨年、刑事部に配属された。所轄ではあるが、人口の多さに比例して扱う事件も多く、課に分けられている。TVによく出てくる捜査一課とは違って、殺人だけを扱う訳じゃない。よって、四六時中事件に追われている。幼少の頃より、剣道一本で生きて来た体育会系。そして、生まれた時から男が好き。初恋は幼稚園の、雄平くん。と言っても、初体験は女……だ。なぜか?チャンスが向こうからや...全文を読む

恋のカタマリ-2

恋のカタマリ

2014.10.20 (Mon)

 当直の日に堂本が署内でひたすら溜まった書類整理に明け暮れていてると、二班の須崎が目の前に立つ。「堂本。ガキの喧嘩で通報あってな、連行したから。制服組がいるけど、お前着いとけ」「はい」*「あっちは飲酒してます」部屋に入る前に警官が数人固まって項垂れている方を指さす。「未成年か?」「はい」「こっちは?」「いえ。酒は飲んでないようです。一人対四人でやってたみたいで、通報受けて連行してきました」顔を覗かせ...全文を読む

恋のカタマリ-3

恋のカタマリ

2014.10.21 (Tue)

 拓篤がマンションに帰ると、裕理(ユウリ)はまだ帰っていなかった。 裕理は拓篤より七つ年上の二十五歳。 今は銀座のクラブで働いている。 裕理は、拓篤の童貞を切ってくれた女。 拓篤が高校生一年の時だ。 互いに酔っぱらって、ノリで……寝た。起きた裕理は「ガキに手を出した」と頭を抱えていたけど。後はなし崩しで、俺が入りびたって何度か寝た。けど、やっぱり何か違う……って二人気付いて、今じゃこの部屋で寝かせてもらってるだ...全文を読む

恋のカタマリ-4

恋のカタマリ

2014.10.22 (Wed)

 拓篤が名刺を見ていると玄関が開く音がした。「裕理~~……って、あれ?」 てっきり裕理が帰ってきたのだと思っていたら、入ってきたのは無精髭を生やした薄汚い男。あれ?と言ったまま、ポカンとしている。「あらら~裕理の奴、こんな若いのたぶらかしちゃってんの?」 「あんた……誰?」 「俺?俺は、裕理の兄貴」 拓篤が訝しがる顔をしても平気な顔をして、ローチェストの上にある経済新聞の束に目を止める。 「あいつまだクラブ...全文を読む

恋のカタマリ-5

恋のカタマリ

2014.10.23 (Thu)

 「誰にももう負い目感じたくないんだろ?恩を一生引きずって生きるのが耐えられない、坊ちゃんなんだ」 「裕理……お前、ボロカスに言い過ぎ」芳武が庇ってくれるけど、裕理の言うことはいつもその通りだ。新たなる借金をするには、俺の年ではどう足掻いても無理。結局、誰かが肩代わりすることになる。愚かだと言われても、俺は自分を棄てられない。――笑いたい奴は、笑えばいい「うるさい。兄貴は、黙ってて」ピシャリと言われて、...全文を読む

恋のカタマリ-6

恋のカタマリ

2014.10.24 (Fri)

 拓篤は、高宮との待ち合わせであるホテルの最上階に向かう。店の前に立ち、自分のスーツ姿を眺める。何着か持ちだした服の中でも、それなりのモノ。四川の高級中華料理店「天空」昔……家族で、たまに訪れていた店だ。皮肉だよな……親父。あんたが好きだった店で、息子の俺が何の話をすると思う?拓篤は顔を上げ、そのまま店に入って行った。案内された席は、一番眺めの良い個室の中でもビップ席。この部屋で、家族で夕食を取った。……...全文を読む

恋のカタマリ-7

恋のカタマリ

2014.10.25 (Sat)

 高宮の目がスッと半目になり、拓篤はテーブルの下で拳を握る。手に汗をかいているのが気持ち悪くて、服で拭った。沈黙が流れる中、高宮の目の色に怒りのようなモノが見えた……気がした。いつもとは違う、高宮の表情……。自分の喉が鳴る音が耳に響き、息を吸って怯えと緊張感を一緒に吐き出す。――ここが、肝心なところだ。反抗的な態度をしては、いけない。汚い言葉も使うのも、ダメだ。金を返す……そんな簡単に済む話じゃない処までこ...全文を読む

恋のカタマリ-8

恋のカタマリ

2014.10.26 (Sun)

 堂本が竹刀を戻し、面を取って汗を拭きながらふと見ると、そこに若いスーツ姿の男が扉の隅に立っていた。 こっちをジッと見ている。 誰だ……? すぐには思い当たらない。 道具を元に戻してから、堂本はその男の元へ近づいて行った。 あぁ……あの、拓篤だ。 前とはガラリと変化した姿に、驚きが先に来る。「どうした?」 スーツなんか着て、髪型まですっきりとまとめているから分からなかった。 「刑事さん、凄い格好イイね」 「剣道...全文を読む

恋のカタマリ-9☆R18

恋のカタマリ

2014.10.27 (Mon)

 拓篤はブラブラと裕理の家へ向かいながら、堂本に触れた自分の手を空に向かって広げて眺める。 昨日の夜、シワだらけになった紙を綺麗に広げて反省文を書いた。喧嘩ばかりして、ヤケになっていた自分への決別。今日、話がついたら持って行こうと思って……。そして、あの人に会いたかった。格好良かったなぁ……。 竹刀って、あんな音がするんだ。 今日のことを思い出せば気持が晴れる訳じゃないが、宙に浮いていた話しが着地出来ただ...全文を読む

恋のカタマリ-10

恋のカタマリ

2014.10.28 (Tue)

 堂本が仕事を終え、トイレに向かう途中で珍しい男を見かけた。 「早川管理官」 こっちを見た男に、敬礼をする。 相変わらずのクールビューティー。 大学も学年も違ったが、試合で剣を合わせていた相手だ。 「堂本」 「お久しぶりです。珍しいですね」 「あぁ、ちょっと用事があってな。それにしても今日は、懐かしい顔によく会う」 眼鏡越しにこっちを冷めた目で見る早川に、堂本が目で問う。 「さっき、道場を覗いたら久坂が居た...全文を読む

恋のカタマリ-11

恋のカタマリ

2014.10.29 (Wed)

 シャワーを浴び、バスローブを身につけて拓篤は部屋に向かった。 窓際のソファーで、酒を飲んでいる高宮。 スィートルームのコーナーの部屋は、窓がパノラマで眺めが素晴らしい。 拓篤はもう、何処かで開き直っていた。 悪い意味じゃなく……。 未来の自分を守るために。 「俺にも下さい」 高宮に言えば、ロックグラスに氷を入れて酒をそのまま少しだけ注いだ。 「未成年が飲んじゃダメだよ」 本気で思ってもないくせに、高宮の顔は...全文を読む

恋のカタマリ-12

恋のカタマリ

2014.10.30 (Thu)

 拓篤の目が一瞬だけ、閉じられた。 それは観念するような気持ちと、屈したくないという最後の足掻き。 「お前は、俺のモノになるのを避け……アンブラッセに逃げた。巧い手を使ったもんだなぁ……拓篤。誰の入れ知恵だ?あ?」 「俺の意思で、そうしただけだ」 「法の手が入らない場所で作った借金を、同じく法が侵入出来ない場所で返す。この俺でさえ、手を出せない場所で」 忌々しいとばかりに言う高宮に、拓篤は留飲が下がったよう...全文を読む

恋のカタマリ-13☆R18

恋のカタマリ

2014.10.31 (Fri)

 高宮がメガネを外し、ベッドサイトへと置き……全裸のまま、拓篤の横に寝転がる。 そのままの姿勢で頬に触れ、首筋に……鎖骨、胸へと手を滑らせて行く。 「女並みに、キメも細かい。たまにいるけどな……男でも」 さっさと始めればいいのに。 高宮は手の平で、感触を楽しんでるかのように肌に触れて行く。 まるで大事なモノに触れるように。 高宮を見れば、さっきまでの表情とは違って優しい顔だ。「思春期のガキみたいに、想像してきた...全文を読む

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