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【  2014年09月  】 

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ここに、おいで-151

ここに、おいで。

2014.09.01 (Mon)

 仕事の帰りにそのまま店に行けば、既に店の中は盛り上がっていた。「内野さん、遅いよー」今日は、光希の仕事仲間が多い。それでも、光希がゲイであることを知っている仲間内だけ。俺や、普通に仕事をしている奴らとノンケが、何処で顔を合わせるか分からないからだろう。店の方は別で送別会をするのだと言っていたし。「ごめん。これでも急いだんだ」「内野さん、これ有難う。ガーベラって言うんだって」光希が真っ赤なガーベラの...全文を読む

ここに、おいで-152

ここに、おいで。

2014.09.02 (Tue)

 寮への引っ越しも終えて、部屋を見渡す。新しい仕事は、三日後から。コンビニのバイトも、昨日までだった。近所なんだから、いつでも行ける。そう思っても、やっぱり寂しい。二年半、ほとんど毎日のように行ってた場所だから。店長がちょっと涙ぐむから、浩太も泣きそうになってしまったけど。「大きくなった」なんて言って頭を撫でるから、本当にお爺ちゃんみたいで笑った。店長と一緒に最後に笑って……僕のバイトも終われた。携帯...全文を読む

ここに、おいで-153

ここに、おいで。

2014.09.03 (Wed)

 春から店で働くようになって、もう三カ月以上が経った。時間はちょうど昼前で、あと十五分もすれば店内は一杯になる。「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」「いえ……待ち合わせしてるんで」背の高いスーツ姿の男性客が店内を見回していると、向こうの方で手を振っている人が見えた。「冬吾!!」名前を呼ばれて、気が付いたとたんに嬉しそうな顔に変わる男を見て、久しぶりに会う友人なのかと思いつつ。浩太は後ろを付いて、水も...全文を読む

ここに、おいで-154☆15

ここに、おいで。

2014.09.04 (Thu)

 浩太の寝息が深くなったのを感じて、暗がりの中で浩太を見つめる。社会に出て三カ月の内に、みるみる顔付きが変わって大人びてきたと思っていたけど。こうやって安心して寝てる顔は、やっぱりまだあどけない。今日は同じ休日出勤の同僚と帰りに飯を食って軽く飲んだ。データーの計算と入力だけだが、社外持ち出し禁止事項は会社に行くしかない。いつもなら部屋で待っている時はメールが来るのにと思っていたら、転寝していたのだ。...全文を読む

ここに、おいで-155

ここに、おいで。

2014.09.05 (Fri)

 二人で電車に乗って、買い物に出る。服は荷物になるから後にしようということになった。「この近くに、カフェがあるんだ。そこに行きたい」「昼飯もまだだぞ?」「うん。そこで食べる?」「……じゃ、夜に旨いの食べに行こうか」昼に行こうと思ってたけど、カフェに行きたいという浩太の願いを優先する。カフェに入ると、成程……。ギャルソンスタイルの店だ。浩太の目が店内の全てを見てる。あぁ……社会人になってきたんだなと思う瞬間...全文を読む

ここに、おいで-156

ここに、おいで。

2014.09.06 (Sat)

 九月も半ばを過ぎ、メニューも大きく変わる。社会人になってから半年。内野さんと出会って、二年が過ぎた。十六で出会って、来月には僕は十九になる。「お疲れさまです」「お疲れ~」今日は早番だったから、店を出たのは午後の四時過ぎ。浩太は、そのまま教習所に向かう。夏休みで混んでいたから、思ったより予約が取れなくて時間がかかってるけど、誕生日には間に合うかなぁ……。店長に、今の内に免許を取っておけと言われて取りに...全文を読む

ここに、おいで-157

ここに、おいで。

2014.09.07 (Sun)

 内野は目が覚めて、携帯を見た。朝まで悶々としていたけど、数時間は眠ったようだ。浩太からの返信は、無し。昨日から何度も電話もかけてもみたが、電源を切ってしまっている。あー、相当怒ってるなぁ……。小さな喧嘩は時々するけど。……ここまでのは、始めてだ。追いかけていけば良かったのだろうか。けど、自分も昨日は苛立ち、腹を立てていた。行けば、きっと平行線で更に事態は悪化してただろう。一晩明けて思うのは……失いたくな...全文を読む

ここに、おいで-158

ここに、おいで。

2014.09.08 (Mon)

 内野は事務的に部屋の掃除と洗濯を終えて、ソファーにドカッと座りこむ。そして頭を抱えた。……携帯の電源を切ったままの、浩太。ここまで浩太を怒らせたことが無くて、内野は気持ちが沈む。起きてから買い置きのロールパンを一つだけ食べたけど、腹も減らない。牧村の時は、どんなに落ち込んでも腹が減ってたのに。浩太との縁が深くなって行ったのだって、食事だったっけ……。思った以上に、どれだけ浩太が大事な存在なのかを、思い...全文を読む

ここに、おいで-159

ここに、おいで。

2014.09.09 (Tue)

 食事の後についてくるコーヒーを飲みながら、浩太が仕事の話をする。そして光希がロスでのメイクの学校の話も。お互いに世界は違うけど「仕事」の話を出来ることが、浩太には嬉しかった。まだ全然追いついてもいなくても、少しだけでも大人への道を歩き出した気がして。「浩太も、大人になってきてるんだな」光希が改めて目を細めて言ってくる。「そう思う?」光希が頷けば嬉しそうな顔をして、そして目を伏せた。「内野さんには、...全文を読む

ここに、おいで-160

ここに、おいで。

2014.09.10 (Wed)

 自分を不審そうに見る男に、内野は溜息を零す。一瞬、前も何処かで同じような目で見られたような記憶を辿った時……。「お兄ちゃんっ」小さな男の子と女の子が、ベランダから顔を出して見ている。その顔はワクワクしていて、楽しそうだ。「お前ら、部屋ん中に居ろっ。顔出すな」まるで本当に変質者扱いだ……と、心外だと思いなおした。「内野真之と言います。ここの池内くんに用があって」警戒している男に近づき、ちゃんと向き直って...全文を読む

ここに、おいで-161

ここに、おいで。

2014.09.11 (Thu)

 ちょっと不機嫌な内野を見上げれば、目が合う。「まだ怒ってるの?」「……違う。怒ってるのは、お前だったろ」でも、内野さんも怒ってたくせに。普通の内野に、浩太はちょっと悔しい。自分ばかりがヤキモキしてる気がして。昨日泣いたことも、今日光希の前でちょっと泣いたことも、一人でジタバタしてるように感じた。「俺は腹減ってんだよ」「あ……何か食べるなら、僕まだちょっとくらいは入るよ?何処か食べに行く?」「今日はいい...全文を読む

ここに、おいで-162

ここに、おいで。

2014.09.12 (Fri)

 一緒に向き合って、湯船に浸かる。明るい場所で裸なのが、恥ずかしいけど嬉しい。別に何をする訳でもなく、普通にお風呂に入ってるだけ。内野さんが嬉しそうにニコニコしてるから、可愛く見える。「明日も仕事だな?」「うん。でも遅番だから、泊まってもいい?」「いいよ」お風呂の中で会話してるから、声が響く。「あんまり大きな声だしたら、隣に聞こえるかもね」「お前は……またヤらしいこと考えてるのか」「……違っ。そういう意...全文を読む

ここに、おいで-163☆R15

ここに、おいで。

2014.09.13 (Sat)

 頬を撫でて、浩太が息を吸う。「内野さん、いつもより顔が怖いよ」「今日はいっぱい触って、舐めてやろうと思って」少しふざけて言えば、浩太も笑みを零す。「……うん。いっぱい触って、舐めて」 俺のこの想いを、こうやって脱力させて程良く力みを逃してくれる。 ストレートな言葉に、笑みを零しながら……舌を喉に滑らせて行く。 小さな……それでも自分は男なのだと主張する喉仏を口に含むようにして通り、鎖骨を甘く噛んだ。 女を知...全文を読む

ここに、おいで-164

ここに、おいで。

2014.09.14 (Sun)

 お正月の三が日の最後。カレンダーの都合で、内野も浩太も明日までが休みだ。去年のお正月は浩太はめいっぱいバイト三昧だったが、今年は年末から内野とゆっくりと過ごしている。……とは言っても、今日は内野の学生時代の友人達が来ることになっていて、浩太はキッチンで準備に必死だ。「内野さん、もういいからあっち行ってて」手伝おうとキッチンをうろついてる内野に浩太が言えば、すごすごとソファーに向かう。鍋はもう、ちゃん...全文を読む

ここに、おいで-165☆R18

ここに、おいで。

2014.09.15 (Mon)

 祝日の連休の前日。浩太はいつものように、内野の家に泊まりに来た。二人でお風呂に入って、ソファーで内野がビールを飲んでる横で、浩太は相変わらず牛乳を飲む。飲み干した浩太の口に残った牛乳の跡を、内野がキスで舐め取った。「ビール飲ませて」浩太が言えば、内野が飲んでいたビールを口移しで飲ませる。「まだ苦い……」ビールが旨く感じられる=大人それが浩太の中の自分勝手な図式。月に数回、それも何口か飲んでるだけなの...全文を読む

ここに、おいで-166☆R18<完>

ここに、おいで。

2014.09.16 (Tue)

 「痛くはない?」「……苦しい」解して痛みを軽減することは出来ても、圧迫感だけはどうしようもない。「いつもの方が気持ちイイだけで済むのに」内野がいつも言ってることを浩太に笑いながら告げれば、本当だとでもいうような顔をする。「でも、繋がったよ?」浩太がニッコリと笑って、首に両手を回してギュッとくっ付いてきた。「浩太……力緩めてくれ。俺もキツい」顔をしかめると、浩太が笑う。「それって、繋がってるからだよね」...全文を読む

ここに、おいで- あとがき

ここに、おいで。

2014.09.17 (Wed)

 皆さま「ここに、おいで。」完結致しました!166話までのお付き合い、皆様も本当にお疲れ様でした。最初に「このお話は、Rシーン無いですよ」と宣言した通り…。見事に、最後の最後の方までありませんでしたね。こんな宣言して、BLにあるまじき話だとばかりに、読者様は当然激減すると腹を括っておりました。元々、リアルな腐友の居ない私にとっては寂しく一人萌えをしていたため、誰かと「萌え」を共有したい…という本当に単純な思...全文を読む

陸朗通信-24

★陸朗通信★

2014.09.20 (Sat)

 別に神経質なわけじゃないけれど、どう言うわけか、夜中によく目を覚ます子供だった。 と言っても、寝付きはムチャクチャ良いし、最初の2時間はかなり深く寝てるようで、無理やり起こして会話をしても全く覚えていないのが常だった。それがいつの頃からか、隙さえあれば寝る術を手に入れた。スキル200pt尚且つ、立ったままでも寝ることができる。+30ptそして更に!鬼の呼ぶ声が聞こえると、すぐさま目が覚める!+50ptそんな訳で...全文を読む

陸朗通信-25

★陸朗通信★

2014.09.20 (Sat)

 ツアーが始まる前の、この音作りてのが結構難題で。今回も波乱万丈で、出来上がりました!そして、出来てしまえばこっちのモノ。後はまな板(ライブステージだな)に、乗っけるだけ。なんてのは、終わったから言える事です、はい。ああーー、疲れたよー!いや、音楽演奏ること自体は楽しいんだから良いんだけど。探してる音が見つからなくて、自分だけの音が決まらなくて、わからなくて。その時間が一生続くんじゃないか、俺はココ...全文を読む

陸朗通信-26

★陸朗通信★

2014.09.21 (Sun)

 =秋也=『ギターの秋也だ』初めての顔合わせで、俺はマジ驚いた。顔、小っさっ!手脚細長っっ!つうか、少女?少年??美しい顔立ち。も、マジ、綺麗。お肌透けよう、、、てのは、こんなんなんやねーーー、ウットリ。。。『七原秋也です』高くも低くもない、軽やかな声で簡単な自己紹介をすませ、何を思っているのか想像つかない表情(かお)で座っていた。ベースの俺、高田陸朗と、ドラムの工藤直樹がそれぞれ自己紹介するのに、...全文を読む

陸朗通信-27

★陸朗通信★

2014.09.21 (Sun)

 =勇次=『お前、俺と一緒にバンドする気、ない?』そんな風に声をかけられたのは、高2から3年組んでたバンドのライブの後だった。初代メンバーがドラムとボーカルと俺だけになって(外部大学受験のため、抜けました)新たにギターとキーボードが加入したのは良いんだけど。なんかボーカルとキーボードがほんと合わなくて。。。俺も最初は必死でフォローしてたんだけど、なんかだんだん疲れて来た。だって、レンタルスタジオ入っ...全文を読む

チビ浩太&デレ内野♥絶賛幸せ中☆ういちろ様

★イラスト★

2014.09.24 (Wed)

 皆様。連載終わって一週間あまり…。kiriは何をしとるんだ?と思われてるかと思います。リアルに仕事してました。このタイミングで少々のトラブルが発生し、無事に回避。尻拭いも仕事の内さー。……(-A-。)ま、愚痴はここらへんにして。今日は少し前に頂いたイラストを、UPさせて頂きたく参上しました。本当は、陸通のUP中に頂いたのですが、私の都合で今日になりました!スイマセン頂いたのは【りんごあめBlog】のういちろ様です。(文字...全文を読む

【予告】洋平×明良のSSのお知らせ。

★お知らせ

2014.09.25 (Thu)

 皆様。連載が終わってから、しばらくぶりです。いつも、本編が終了してから新連載までの間に、SSをUPするのがこの処の恒例のようになっておりますが。次のSSは誰ぞ?と、待って下さっていたと思います。そのカプは、ワンコとウサコです。あ、タイトルで分かってましたね。去年のクリスマスに、イタリアの地での2人をお届けしてから…もう9か月。彼らがメインでは、久しぶりの登場になります!その後の二人と思われるでしょうが。皆...全文を読む

月を見上げて-1

月を見上げて

2014.09.26 (Fri)

 明良が工房を出て、携帯を確認すれば洋平からのメールが来ていた。窪塚先輩の、店に居るらしい。メールの時間を確認したら、三十分も経っていない。今日は洋平の休みで、大学時代の恩師の懇親会の件で先輩の店に行くのだと言ってたっけ。時計を見ると、まだ午後の四時前。店の夜のオープン時間までには終わるかな?帰りに途中下車して、洋平を迎えに行こう。*洋平が打ち合わせを抜けて駅まで迎えに来ると言ったが、明良は断った。...全文を読む

月を見上げて-2

月を見上げて

2014.09.27 (Sat)

 ――お前の男、何?……って、何?洋平が何のことか分からないで明良を見れば、ニヤッと笑うだけだ。わっ……、この顔……。一体何があったのだと今度は桃井を見れば、その桃井が自分の股間を指さしてるから余計に意味が分からない。「ここ!ここ!ここを、お前の男が靴でギュッてした」「……は?」「ここを靴で踏みつけたんだよっ」「大丈夫。生地が黒だから、汚れもわかんないよ」明良が無表情で桃井に告げるのを見て――ヤバイと思った。こ...全文を読む

月を見上げて-3

月を見上げて

2014.09.28 (Sun)

 一時間もすると、店に客が入って来た。そこからあっという間に、カウンターはいっぱいになった。小さな店で、十人もカウンターに並べば店は大繁盛のように活気付く。「洋平……お腹いっぱい」少し酔った顔で、明良が訴えてきた。「帰る?」「うん、帰る」立ち上がって勘定を済ませて、店を出る。その際、店の二人がやたらとまた来てくれと言うから、さすがに明良も笑いながら手を振って店を出た。「明良さんのファンが増えた」「バカ...全文を読む

月を見上げて-4☆R15

月を見上げて

2014.09.29 (Mon)

 部屋に入ってすぐに洋平が風呂のスイッチを入れに行く。リビングに戻れば、ソファーに座った明良がまた写真を見ていた。横に座って明良の頭を片手で抱けば、そのまま体重をかけてもたれかかって来る。「そんなに気に入った?」「洋平と二人で写ってるなーと思って」「二人で撮ったもん」「うん……こういうの初めてだから」手で写真の表面をゆっくりとなぞる仕草に、明良の気持ちが伝わる。恋人同士という自分達を、客観的に見るツー...全文を読む

月を見上げて-5☆R18

月を見上げて

2014.09.30 (Tue)

 シャワーを浴びながら、キスを交わす。泡が流れ落ちて、明良の白い肌が露出した場所にもキスを。体を密着させながら、互いの肌に手で唇で触れ合い、熱を帯びてくる。「も……我慢出来ない」明良が観念したように洋平に縋り、腰を擦り付けてきた。このままじゃ、のぼせる。「上がろう」「ヤダ、先に……」「ダメ」キスをされながら言われて、明良が怒ったような顔をするが洋平はお構いなし。互いの体にもう一度シャワーをかけ、残りの泡...全文を読む

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